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マチュピチュ遺跡とは
マチュピチュは、ペルーのアンデス山脈に位置する古代インカ帝国の遺跡で、世界的に有名な観光地です。標高2,430メートルの位置にあり、インカ帝国の最も重要な遺跡の一つとされています。その美しい景観と謎めいた歴史から、「失われた都市」や「空中都市」と呼ばれることもあります。
歴史的背景
15世紀にインカ帝国の皇帝パチャクテクによって建設されたと考えられています。彼はインカ帝国の拡張を進め、マチュピチュを神聖な場所として、また皇帝の隠れ家として利用した可能性が高いです。ただし、マチュピチュの目的や用途については、まだ完全には解明されていません。遺跡には、宗教的儀式に使われたと思われる場所や、農業用の段々畑も存在します。
構造と建築
インカ帝国特有の技術である「乾式積み石工法」を使用しており、石同士をぴったりと嵌め合わせて建てられています。この方法は、地震が多い地域でも耐久性を発揮します。遺跡の構造は、宮殿、神殿、広場、住宅など多様な建物で構成されています。その中でも有名なのは、「インティワタナ(太陽の石)」と呼ばれる祭壇で、これは太陽神インティに関連していると考えられています。
文化的・宗教的意義
マチュピチュはインカ帝国の宗教的な中心地だった可能性が高いです。遺跡の設計は太陽や天体の運行に密接に関連しており、特に「インティワタナ」は太陽の位置を観測するための装置であったとされています。また、マチュピチュはインカ文明の高度な天文学や土木技術、農業技術を示す証拠としても重要です。
発見と復元
1911年にアメリカの歴史家で探検家のハイラム・ビンガムによって再発見されました。ビンガムは、この遺跡を世界に紹介し、以降、考古学的な調査が行われ、現在の姿が明らかになりました。しかし、ビンガムの発見が完全なものではなく、一部の学者は遺跡の先駆的な研究がなされる前に「再発見」された遺跡を不当に評価していたと批判しています。
マチュピチュ遺跡の行き方
一番簡単で効率的なアクセス方法
Step1
[車] ペルーのクスコ市→オリャンタイタンボ駅
トイレ休憩や渋滞を考慮して、2時間半〜3時間
Step2
[列車] オリャンタイタンボ駅→マチュピチュ村駅
1時間半〜2時間(左側の座席がおすすめ)
Step3
[バス] マチュピチュ村→マチュピチュ遺跡
約15分(歩くことも可能)
一番大変なアクセス方法
トレッキングとキャンプをしながら、インカ・トレイル(インカの道)を3泊4日かけてマチュピチュに向かう方法。アウトドア派にはオススメ!個人ではインカの道を通っては行けないのでツアーの申し込みが必要。
マチュピチュ遺跡の入場チケット
マチュピチュ遺跡を見るには完全予約制のチケットが必要。
奥にある高い山、ワイナピチュ山を登る場合も完全予約制。
セットチケットもあるので、希望のチケットを事前に予約してください。
マチュピチュ遺跡 持ち物/服装
- パスポート
- 水
- カメラ、スマホ
- 歩きやすい靴
- 日差し気になる人は帽子やサングラス
- 必要であれば雨具(カッパ)
- 必要であれば酔い止め
2月中旬で半袖か長袖がちょうどいい。
マチュピチュ遺跡のベストシーズン
ベストシーズンは乾季の5月から9月
雨季の1月〜3月は霧がかかって雰囲気が良い!
しかし雨が降りやすく、道が悪くなったり雲がかかって見えない可能性がある。最悪、大雨が降ってマチュピチュ遺跡が閉まる可能性もあり。
マチュピチュ遺跡 1泊2日ツアー
1日目
朝5時過ぎにクスコのホテルをオリャンタイタンボ駅に向けて出発。
道中は街を通ることもあるが、ほとんど田舎道。
オリャンタイタンボ駅からマチュピチュ村
8時前にオリャンタイタンボ駅に到着。列車の到着を待つ。
到着したら列車に乗って予約した座席を探します。
マチュピチュまで左側に川が流れているので、左側の座席がおすすめ!コカ茶や軽食が出ます。
1時間40分ほどでマチュピチュ村駅に到着。出口を出るとお土産屋さんがたくさん並んでる。
マチュピチュ村はなんだか草津温泉ぽい雰囲気。
マチュピチュ村のホテル
とりあえずホテルにチャックイン。今回泊まったのは「エル マピ バイ インカテラ」スタッフも食事も部屋も良かった!
マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡
荷物を置いたらマチュピチュ遺跡までのバス停に歩いていく。バス停には多くの人がいるのでわかりやすい。パスポートが必要なので必ず持参しましょう!
マチュピチュ遺跡までの道はくねくねしていて、バス内も満席。酔いやすい人は酔い止めがあった方がいいかも。
ついにマチュピチュ遺跡の入り口に到着!
マチュピチュ遺跡
中に入っていくと見えてきました!マチュピチュ遺跡!
日本語が流暢なガイドさんにいろいろ教えてもらいます〜
草を食べてるラマ発見!
石と同化してるチンチラも発見!
ウサギらしき小動物もいる!
女性部屋の方には昔使用していた鏡。雨水を溜めて、水の反射を鏡代わりに使用していたらしい。
広場では祭りなどの行事が行われていた場所で、音が響くような設計がされているらしい。
マチュピチュ遺跡の観光時間は約2時間。景色は想像通りの美しさ!
マチュピチュ遺跡の目の前のレストラン
観光後はマチュピチュ遺跡にあるレストランでランチ。「Tinkuy Restaurant」
ビュッフェスタイルでいろんな食べ物が食べ放題!味も美味しい!
ホテルのスパ
マチュピチュ村に帰って来たらホテルのスパでマッサージ。
マッサージ後はサウナや湯槽に浸かります。シャワーもついてるのでサッパリ。旅の疲れをしっかり取りました〜
ホテルの食事
夕食もホテルのレストランで。ペルー料理は日本人に合う!
チキンを揚げたサラダ。生魚も問題なく美味しく食べれました!
2日目
15:00の列車まで時間があるので、マチュピチュ村を散策。マチュピチュ村の上の方に温泉プールがあると聞いて行こうとしたが、雨水でクローズド。
お土産などの買い物もここで済ませておく
ランチはホテルの向かい側にあった「Inka Wasi Restaurant Machupicchu」に入りました。インカっぽい雰囲気があり、スタッフもフレンドリー!
バナナ料理も珍しいのでトライ。なかなか美味しい!
可愛いマチュピチュドリンクも注文!
ストリート演奏も始まり、インカっぽい音楽が最高!
ペルーの黒い毛のない珍しい犬。一瞬、犬のオブジェかと思ってしまう(笑)見た目はイカついけど大人しい。
列車の時間が近くなったので駅の方に。遅延していたが無事乗れて、クスコに帰れました。
まとめ
未だ謎に包まれたマチュピチュ遺跡!とにかく遠く、体力が必要だが、行く価値は絶対あり!昔の人の技術や頭の賢さに感動します!
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